右派弁護士の備忘録

世界文化に対する過去の日本人の態度は、自主的にして而も包容的であつた。我等が世界に貢献することは、たゞ日本人たるの道を弥々発揮することによつてのみなされる。国民は、国家の大本としての不易な国体と、古今に一貫し中外に施して悖らざる皇国の道とによつて、維れ新たなる日本を益々生成発展せしめ、以て弥々天壌無窮の皇運を扶翼し奉らねばならぬ。これ、我等国民の使命である。

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佐々木惣一・日本憲法要論

論点:国務大臣の副署が不要な場合があるか

「帝国憲法ガ天皇ノ行為ニ国務大臣ノ副署ヲ要スルトスルハ国務大臣ガ事実上存在セルコトヲ前提トスルガ故ニ、事実上国務大臣一モ存在セザル場合ニハ天皇ノ行為ハ国務大臣ノ副署ナクシテ有効ナリ。蓋シ帝国憲法ハ事実上ノ不能ヲ要求スルモノニ非ザレバナリ。而シテ此ノ如キ場合ニハ天皇ハ先ズ国務大臣ノ任命ニ意ヲ用ヰタマヒ、即チ内閣総理大臣ヲ任命シタマフノ外ナシ。此ノ場合ニハ内大臣副署ス」(398頁)。
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